口の開き方で首を楽にする

スキのポーズ 犬のポーズ 伸びネコのポーズ バッタのポーズ 鳥のポーズ
教室にガク関節の障害の方が数人おられます。ひどい人は口があかない、もっとひどい人ではあごがはずれるといった具合です。はずれるとどうなるか。あごが下に落ちるそうです。手で押さえて病院へ行くといってました。

ガク関節は咬筋、側頭筋で支えられています。そしてこれらはストレスに影響をうけやすい箇所でもあります。首の後ろの筋肉も同様で、緊張すると首筋が冷たくなるのも肩がこるのも感覚神経が多くある脳神経(顔面神経など)が頭、顔周りに分布しているからでしょう。

それで首周りに緊張を感じたり重くなったりしたら、顔周り、頭周りを刺激すると気持ちよくなります。側頭筋のある耳の上を手で叩いても気持ちいいものです。
そしてあごをやさしく、本当にやさしく受け口にして左右に動かしてみるのもひとつの方法です。人によってはこりこりと音がするといいますがこのように音が出るようなことは避けるべきです。

声を出したり、朗読することはあごの発達に良さそうです。教室では発声体操や笑いの呼吸、ライオンの呼吸で口を大きく開くことをしています。大きな声を出すことも最近はなくなりました。硬いものを食べなくなった結果、あごが未発達になりました。

あごが動かなくなると食事が出来ない、話が出来なくなります。あごの故障はそう思っただけで不安になります。
丁寧に大きく口を開いたり、やさしく左右に動かしたりしてあごの可動性をつけましょう。そして首の緊張を取りましょう。
開き方も意識しましょう。出っ歯で口を開けるより、受け口で口を開けるほうがはるかに大きな口が開くし、また後ろの首筋に負担がなくなります。
(01-10-16)

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