胸を広げると腰も首も楽になる

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   胸を広げると腰も首も楽になる
レッスンのはじめの方に胸を広げる動きを入れます。足を伸ばしても座っていてもいいのですが、腕を後ろに置いて、腕肩を固定して、胸を突き出す動きを何回もします。

その時、当然のようにあごが締まってうなじが伸びていきます。それに腰がゆるんで、緊張で反るのではなく、肋骨が骨盤から離れていきます。これはやってみないと、読むだけではわからないことです。これをやっておくとそれからの動きが断然やりやすくなります。

日常の生活はいかに胸を締める動作が多いことでしょう。からだは全部つながっているので、たかが姿勢と言っても長時間のうちに腰に負担、首に負担をかけているのです。そして臨界点に達した時、ギクッ。そんな時、姿勢だけを意識するだけで楽になります。あとでこのことを書きます。(五十肩の考察)

ポーズを作る時、例えばコブラのポーズのようにうつ伏せ、手を使っての反りポーズ。胸を広げたり、姿勢を良くして動きを作ると首がスムーズなものだからキリンのような首の動きになります。目で後ろを見たりすると優雅に首が伸びてきます。ところがいやいやポーズを作っているように見える人もいます。そんなポーズは首が短くまるでカバの首のようです。頚椎は誰でも7個なのに人によって長短いろいろです。

いつも首を短くしていると頚椎ヘルニアにもなりかねません。胸をはって首を伸ばしましょう。腰も楽になります。このことが一番よくわかるポーズは橋のポーズでしょう。またこのポーズについていつか詳しく書いてみたいと思います。
(2001-10-23)

                                                                    
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