未知との遭遇

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     未知との遭遇
先の「毎日ヨガをする」の続編になるかもしれませんが。。
人の一生について考えますと子供時代の成長期と20歳以降の活動期、そして老年期に分けたとき、老年期にも数々の「未知への遭遇」があります。今まで普通に文字が見えていたのが見にくくなった、耳が遠くなった、白髪、はげ、しわなどがでてきます。ここまでは大したことないのですが、膝が痛くなった、腰が、血圧が、血糖が心臓が、となってくると生活に支障がでてきます。それらを対処するために病院や薬があり、当然お世話になってきます。

ここでそれらを回避する手段としてヨガを考えてください。せっかくヨガをやっているのです。80歳をはるかに超えた方がヨガを毎日やって病気知らず、積極人生を歩んでおられます。ポーズもじょじょではありますが磨きをかけています。昔からなのか年とともになのか頑固になってきているようにも思えますが、これはその方のポリシーであるようです。でも動きなどで気がついたり、納得するといとも簡単に方向転換をされる若々しい方です。

前回のこの項は「毎日すること」でした。これも大事なことです。そして「生活、動きの癖」に気づくことも大切なことです。知らぬうちに間違った癖で歩いたり階段を昇ったり、姿勢もそうですが無理な癖が体の緊張をつくり、故障にいたってしまいます。始めは無理な癖も慣れてしまえば苦がなくなってしまいます。そして不調を感じ、痛みを感じ、そしてお医者さんのお世話ということになります。でもこれで良くなればいいのですが。。。

悪い癖ではなく良い癖を作るためには、いい動き、軽い動き、楽しい動きをするように心がけます。いつもと同じようではいけないのです。いつもと同じようにしていてある日突然故障が出てきます。いつの間にか浅い呼吸をしている、姿勢が悪くなっている、膝を曲げて歩いている、首が縮まっている。この間違って体に負担をかけていることに気がつくのは毎日、丁寧に体の動きをチェックするとより動きやすい動きがあることに気がつきます。私たちの動きにはまだまだ改良できる可能性が残っています。

使いすぎでからだを壊したというのは職人の世界でも未熟だといわれています。理想的な体の使い方をしているかぎり体は壊れません。人間国宝といわれるような世界に使いすぎでなんていう言葉はありません。私もまだ未熟でしょっちゅういろいろなところに故障を起こしています。まだ可能性がこの体にあるのだと老体に鞭打って授業を楽しんでいます。気がつくことって本当に楽しいのです。

ある日、突然の「未知との遭遇」があるのではなく、気がつかないという「無知との遭遇」であること知ってください。

この項は当HP製作者GのHP、「無知との遭遇」というワードをヒントに作りました。勉強オタクのHPです。受験生必見です。
(2001-10-29)
                                                                    
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